最新 北朝鮮 ミサイル落下地点はどこ?スカッド・ノドン発射!
2017/03/06

防衛省は2016年9月5日、北朝鮮が正午ごろに発射した弾道ミサイルについて、3発とも日本の排他的経済水域内(EEZ)内に落下したようだと発表しました。
ミサイル落下地点は日本の排他的経済水域内のどこなのか?
ミサイルの種類や最新のミサイルの能力について調べてみました。
2017年3月6日追記情報記載中
北朝鮮 ミサイル落下地点はどこ?
ミサイルは同時に発射、ほぼ同地点に落下したとみらます。
防衛省によると、北朝鮮は午後0時13分ごろ、同国西岸から3発の弾道ミサイルを東北東へ発射しました。
いずれも約1000キロ飛行し、北海道西方の排他的経済水域(EEZ)内に落下したとみられます。
落下地点は北海道・奥尻島から西へ200~250キロの日本海上。
周辺の航空機や船舶への被害は確認されていないという。
自衛隊の戦闘機や哨戒機を落下地点付近へ飛行させ、ミサイルの破片がないか調べている。
北朝鮮 ミサイルの種類は?
防衛省はミサイルの種類について、飛行能力300─500キロのスカッドか、1300キロのノドンとみている。
いずれも、移動式の発射台から撃つのが一般的だとされている。
スカッドミサイルとは?
ソ連が 1965年から配備した SSM (地対地ミサイル) 。
MAZ-543 8輪トラックに搭載される。
ソ連のほか,ワルシャワ条約機構,アラブ諸国,北朝鮮などにも配備された。
核弾頭,通常弾頭の両装備があるが,ソ連以外は通常弾頭型を配備している。
ノドンミサイルとは?
ノドンは北朝鮮が開発した準中距離弾道ミサイル(MRBM)。
「ノドン」とはこのミサイルが確認された地名からアメリカがつけたコードネームであり、北朝鮮では「火星7号」と呼称される。
北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ノドン」は、射程が1300キロと日本のほぼ全域が入り、およそ200基が実戦配備されていると見られている。
北朝鮮 弾道ミサイル能力が向上?
稲田朋美防衛相は記者団に対し、「3発同時に発射し、しかもほぼ同じ地点に落下した。確実に能力は向上している」と述べた。
そのうえで、「日本の安全保障上の重大な脅威であり、断じて許されない。深い懸念を表明する」と語っています。
北朝鮮 ミサイル発射の狙いは?
北朝鮮が5日、弾道ミサイルを発射した背景には、今月9日の建国記念日を控えて、国威発揚を図る狙いがあったと見られるほか、アメリカのオバマ大統領も出席して中国で開かれているG20サミットにタイミングを合わせた可能性もあります。
弾道ミサイルの発射を強行することで、国威発揚を図る狙いがあったと見られます。
まとめ
北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、今年に入って21発目です。
移動式発射台や潜水艦から撃ったり、わざと高く打ち上げたりするなど、発射手法も多彩になってきていてミサイルも向上している様です。
北朝鮮の動きに今後も注意が必要です。
2017年3月6日 追記情報
北朝鮮は本日7時34分ごろ 北朝鮮西岸より4発の弾道ミサイルが発射され、その中にわが国の排他的経済水域(EEZ)内に3発落下したものと思われます。
菅義偉官房長官が6日に記者会見で明らかにしました。
情報の収集・分析に全力を挙げるとの事です。